2011年12月17日土曜日

2011年冬合宿3日目企画《ワンピース》






こんにちは!井上ゼミ8期の東郷です。
今回は、井上ゼミ2011年度冬合宿で行った企画について
ご紹介したいと思います!

冬合宿3日目、1211日に八ヶ岳で行った企画名はズバリ・・・!
『ワンピース企画』です!!!

ワンピースとは、みなさんご存知の通り
尾田栄一郎作の漫画、ONE PIECEのことです。

私たち井上ゼミ8期生17名は、20123月にゼミを卒業し
4月からそれぞれの進路に進みます。
井上先生もアメリカの大学で在外研究されます。
院生の方々も、それぞれの道に進まれます。

そのなかで唯一、大学院に進学する仲間がいます。
9期生の平野君です。
彼は4月から一橋の大学院に進学します。

「井上ゼミ卒業生として、ぜひ一橋でも経営学を極めてほしい」
という先生、院生、同期の思いから、平
野君の船出を祝おう、というのがこの企画の出発点です。

そして、船出と言えば、ONE PIECE・・・!
主人公のルフィが海賊王を目指しているように
平野君には研究王を目指してもらおう!
という流れで、ワンピース企画が決まりました☆


企画概要は、一言で言うと
「アニメONE PIECEのオープニングPVを、井上ゼミで再現する」
ことです。

他の人たちがやらないことを、ガチでやるのが大好きな井上ゼミにおいても
PVを再現する、というのは初の試みです!
これは、徹底的に再現しなければなりませんね・・・!
未来の9期生にも引き継がれますからね!

そのような覚悟を持って、
ONE PIECEのオープニングPVを撮影することになりました。

撮影は12月の冬合宿で行い、1〜3月にかけて制作し、
3月のゼミ卒業式で、皆の船出を祝うために流す予定です!


冬合宿に向けて、井上ゼミ総出で企画の準備に取り組みました!
まず、ONE PIECEと言えば、象徴的なのが海賊旗です。
私たちのゼミでも、旗を作ろう!ということになりました。

先生や同期と意見を出し合い、
早稲田らしさ、井上ゼミらしさを前面に出したデザインを考案します。

早稲田だからエンジ色がいい
商学部カラーの紺色も使いたい
ゼミのロゴも入れよう
背景は早稲田の稲穂を入れたい
背景の骨の形は、WASEDAWにしたい
「実践共同体」をコンセプトにしているゼミだから、ブーツとペンをシンボルにするのはどうか
などなど、、、、

先生や、同期、院生と何度もやりとりをし
みんなで、井上ゼミらしい旗のデザインを作り上げていきました。

みんなの要望を盛り込んで作った原画はこちらです!


早稲田のえんじ色をベースに
背景の骨はWASEDAW
稲穂は井上ゼミ生のおおよそのメンバー数、20名を表しています。
8期生にちなんで、☆を中央に上部に8つ。
商学部カラーの紺色の角帽には、井上ゼミのロゴを刻みました。


これをもとに、みんなで旗を制作していきます・・・!

これは、段ボールで型紙を作っています。

型紙の上からスプレーをかけて、着色します。

細かいところは、筆で描きます。

完成まであと少し・・・!


そして・・・これが完成した旗です!!!

みんな、自分たちの研究があるなか、時間を見つけて制作しました。
みんなの思いの詰まった旗です・・・!!!

本来は、手作りのゼミ期は冬合宿の撮影用に作成し
本旗は、業者に頼んで卒業式までに作るつもりでした。

しかし、先生が手作りの旗の完成度に関心してくださって
このみんなで作った手作りの旗を、本旗とすることになりました!
この旗は、先生が在外研究から帰国されたあと
9期生、10期生へと受け継がれていく予定です。
みんなの思いが詰まっている旗が、代々受け継がれていくと思うと
本当に嬉しいです!
そして、その旗のデザインを担当できて、私東郷はとても嬉しかったです!!


そして、ONE PIECEPV撮影に欠かせないのが、衣装です!
旗作りを進めつつ、同時に衣装作りも行いました。
ダンスサークルで衣装制作の経験があるゼミ生を筆頭に
みんなで一から衣装を制作します・・・

衣装は全て、手縫いです!

これは、海軍の着る白いマントですね。


さぁ、みんなで制作した旗と衣装を持って、いざ合宿地の八ヶ岳へ・・・!!!
ワンピース企画は、合宿3日目の早朝から、まだ雪の残る八ヶ岳で行われました。
当日はメイク担当もいて、キャスト陣には本格的なメイクが施されました!





まだ雪の残る牧場で、キャスト陣は寒さに負けず、半袖&薄着・・・!

なかなかの再現力です!!!

ゼミ生全員がワンピースのキャラクターになりきって
PV撮影を行いました!






雪のある牧場での撮影は可能なのか!?
と心配な点もありましたが、
当日は晴れて、景色のきれいななかで撮影することができました!

今回は写真でのご紹介となりましたが
現在、PVのほうは鋭意製作中です!



私たち8期は、みんな本当に個性がゆたかで、得意分野もバラバラです。

研究や勉強が好きなひと
音楽や楽器が好きなひと
旅行が好きなひと
お洒落が好きなひと
スポーツが好きなひと
デザインや制作が好きなひと
スキューバダイビングが好きなひと
ダンスや歌が上手な人
芸能界やドラマに詳しいひと
親身に話を聞いてくれるひと
冗談言って場を盛り上げてくれるひと

みんなの様々な得意分野が組み合わさって
今回の企画ができたと思っています。

今回の企画の準備から当日までを通して
いつものゼミでは見られない、みんなの一面を見れて嬉しかったです!




2011年11月19日土曜日

2011年井上ゼミOBOG会②

こんにちは!
前回に引き続き、8期原千晶です。
今回は理事会で練り上げたOBOG会当日の様子を紹介します。

まず、一日目午後のプログラムは「知的遊び」です。
7,8期にとっては恒例となりつつある知的遊びですが、
今回行った遊びは、
今まで取り組んだ「ストロー企画」と「新聞紙タワー」をミックスさせ
「ストローと風船で自立可能なタワーを制作せよ」というものでした。

OBOG会ならではの取り組みとしては、期を超えたチーム編成があります。
名前を知らない先輩方もいらっしゃる中で、まずアイスブレイクが必要です。
そこで、ストローと風船以外のアイテムを取得する権利を得るためのミニゲーム、
ぐるぐるバットを行いました。
各チームから代表者が選ばれ、スタート位置につくと・・・
現役生の中に混ざって先輩の姿も!




さて、アイスブレイクも終わり、ついにタワー作成!
といきたいところでしたが、実は渋滞に巻き込まれてしまった関係で、予定開始時刻から2時間過ぎても到着しない先輩方がいらっしゃいました。
そんな先輩方は皆さま、到着するやいなや、平謝りでした。




ですが、タワー作成終了時刻には合計7チームの作品が出揃いました。
 一部紹介すると…


こんなアーティスティックなものから、





このような可愛らしい作品まで様々ありましたが、

ゲームの趣旨はタワーの芸術性ではなく、あくまでも高さを競うもの!ということで、
体育館の2階まで届くほどの高いタワーを作り上げた優勝チームの作品はこちら!



前回の新聞紙タワーに引き続き、
タワーで高さを出すには東京タワーのような形が一番なのかもしれませんね。
 そして、ゲーム終了後、記念写真も撮りました。



そこから、ホテルに移動します。
さて、このホテルですが、初の宿泊形式のOBOG会ということで、
社会人の方をお招きしても恥ずかしくないホテルを選択しました。
ここは、外にプールがあり、外も熱海の海が一望できるとても素敵な場所でした。
支配人の方も無理な要望に対して丁寧に対応して下さる方でした。



 ホテルに到着し、落ち着いたところで夕食の時間です。
 お仕事の関係で夕食からの参加となった井上先生からご挨拶を頂き、



それから、OBOG理事会が正式に発足した報告を
理事会のトップである1期の串田さんからご説明を頂きました。



そして、待ちにまったフルコースのディナーです。



同じテーブルには違う期どうしで座ったため、
美味しそうな料理の数々に舌鼓しながら、先輩方のお仕事の話や卒論の話など、
有意義な時間を過ごせました。
実は、夕食時には午後に行われたタワー作成の結果発表並びに商品贈呈があります。
まだ、商品の内容を知らない各チームの方々はドキドキです。
優勝チームにはホテルのスイートルーム使用権がプレゼントされました。
惜しくも2位だったチームには、夕食のおかずにもう一品追加ということで、
テーブルにはロブスターが運ばれてきました。
そして、夕食が食べ終わり、お次は楽しい宴の時間です。
先生や同期、先輩後輩と盃を交わしつつ、親睦を深める時間ですね。
懇親会でも期を超えた交流ができるように、
OBOG理事会で企画したコンテンツが行われました。

その名も「志望遊戯」!
(ジャッキーチェン出演の死亡遊戯とかけています)

内容は、OBOGの入ゼミの志望動機を紹介し、
誰の志望動機かを当てるという非常にシンプルなゲームです。
司会は6期の坂本さんと泉谷さん!




人に自分の志望動機を見られるのが恥ずかしいという思いはもちろんですが、
案外自分で書いた志望動機を覚えていないものです。
先輩の中には自分の志望動機を見て、
ぽかーんとしていらっしゃる方もいたり、照れくさそうにしている先輩もいました。



コンテンツを通して、会場が温まり、皆さん楽しいひと時を過ごせたようでした。


懇親会自体の終了時刻は23時でしたが、
その後もまだまだ思い出話は尽きなかったようで…
飲み足りない方々はバーラウンジへと移動していました。

そのバーには井上先生も交じっておられ、
自身の研究テーマについてお話しをしてくださいました。
また、会話の中ではOBOGの近況報告なども飛び交いました。
後半には院生の永山さんがギターを持ち出し、stand by meをみんなで熱唱するなど、
本当に学生時代に戻ったかのような時間が流れていました。




卒業して大人になった今でも、
井上ゼミとして集まれば、学生の頃の気持ちを思い出し、
童心に帰ることのできる場所・・・
そのような場所がOBOG会であってほしいなと切に感じる瞬間でした。

次の日の朝、清々しい天気の中、朝食を食べ、
先生から最後のスピーチを頂きました。
在外研究に行っても、OBOG会は続けてほしいと。
このコミュニティを大事にこれからも過ごしてほしいということでした。

私も来年から社会人になり、OBOGという立場になります。
どんなに忙しくても井上ゼミというコミュニティを
大切にしながら過ごしていきたいと感じました。

最後に記念撮影です。



社会人の方から色々なお話を聞けたのももちろんですが、
私たちが現在取り組んでいる卒論や研究などの話をしても
同じ目線で話をしてくれる・・・
そんなOBOGがいてくれるゼミは本当にかけがえのない場所ですね。
先輩方、お忙しい中ご参加頂き、本当にありがとうございました。


2011年井上ゼミOBOG会①

こんにちは。井上ゼミ8期の原千晶です。

今回お送りする井上ゼミのイベントは、OBOG会です。
井上ゼミは私たちで8年目を迎え、
OBOGの数も総勢約100名と、だいぶ大所帯になってきました。

毎年、井上ゼミでは、おしゃれなホテルや飲食店を貸し切ります。
私たちが最初に参加したOBOG会では、
六本木にあるおしゃれなお店を貸し切り行われました。
内容としては各期の代表者がスピーチをし、
その一環として新しくゼミに入る期の自己紹介をするといったものでした。

確かにOBOG会と言えばこのような形式が一般的なのですが、
いくら各期の代表がスピーチをするといっても、
時が経ちOBOGの数が増えれば増えるほど、
上下間での付き合いは薄くなってしまいがちです。
実際に、1期のような現役時代から
時間を経た期にとっては知っている後輩の数も減って、
このような場に参加する意欲が低下してしまうのも当然です。

そこで、今年は多くの先輩方にOBOG会に参加して頂き、
縦のつながりを再認識して頂きたいということで、
OBOG会の抜本的改革を行うことになりました。
また、今年、抜本的改革に踏み切ろうとなったのには
「井上先生が在外研究のために、来年から2年間渡米される」
という経緯もあります。
先生が渡米される前に、
先生から教えを得たゼミ生が期の垣根を越えて交流する場を
しっかり整えておくことが今後、重要になると考えたのです。

まず、抜本的改革として、
井上ゼミの各期から代表を募り、OBOG理事会を組織しました。
この組織はOBOG会という1年に1回行われる場をどういった場にしたらよいか
先生と共に協議する組織です。
OBOG理事会では、
まず先輩方からどういったOBOG会だったら参加しやすいか
というヒアリングを行いました。
そして、この調査を元に理事会と先生が協議を重ね、
2011年の夏あたりに今年開催されたOBOG会の大枠が決定しました。

なんと形式も抜本的改革が起こり、
今までの立食パーティーではなく、1泊2日の合宿という形態になりました。
さすが、井上ゼミはバカなことを本気でやるゼミです。
他ゼミに聞いても、宿泊でOBOGを集めるなんて聞いたことありません。

このような合宿という形態になった経緯には、
OBOG理事会として組織してから初めて行われるOBOG会にも関わらず、
今まで同じようなことをしていてはOBOGに本気さが伝わらない、
はじけたことを始めにやっておくことに意味があるという理由からでした。

他にも・・・
サーキットコースを貸し切り、
様々な種類の車(自転車や一輪車など)で期ごとに競争、
ある食材をもとに料理対決、ドミノ倒し、ピタゴラスイッチ、
雪合戦やかまくら作成など案は様々ありましたが、
時間や男女関係なく盛り上がれるなどの理由から、
今回は井上ゼミ恒例の「知的遊び」を行うことにしました。 

OBOG会の概要は以下の通りです。
日時:20111112,13
場所:湯河原
  プログラム:一日目午後、「知的遊び」
        一日目夜、懇親会(コンテンツあり)

これらの企画を考えるのに、
OBOG理事会の先輩方はお仕事の合間を縫って、会議を開いて下さいました。
社会人になってからもゼミの活動に対し、
こんなに協力的な先輩方は井上ゼミならではのように感じます。
また、さらに驚くべきは、
宿泊形式にして時間がとれないにも関わらず、
現役生を除いて約40名もの先輩方が会に参加して下さったことです。
今回、参加できなかった先輩方も
出欠を確認させて頂くはがきの返信をきちんと下さったり・・・
本当に先輩方には感謝してもしきれません。

次のブログからは当日の様子についてお伝えします^^


2011年9月5日月曜日

2011年夏合宿《新聞紙タワーゲーム》in軽井沢

井上ゼミ8期の草野孝幸です。

前回の記事に引き続き、今回は2011年度井上ゼミ夏合宿で行われた
ゼミ恒例となりつつある知的遊びのレポートをお送りします!

まずは簡単に今回の夏合宿について紹介しましょう。
2011年度の井上ゼミ夏合宿は825日~27日の23日で、
長野県は軽井沢で開催されました。

避暑地としても有名な軽井沢はやはりこの真夏でも涼しく、
勉学に励む学生にとってはもってこいの場所です。

そしてこの合宿も3日目となり、井上ゼミ恒例の知的遊びを実施しました!
第二弾となる今回の知的遊びは…≪新聞紙タワーゲーム≫

新聞紙タワーゲームとは、
56人でチームを組み新聞紙を使って自立式タワーを作り、
他のチームとタワーの高さを競うゲームです。

一見すると簡単そうなこのゲームですが、
実はこの新聞紙タワー、高さを出すためには考慮しなければならない点がいくつもあり、
力点を置くバランスが求められる難しいゲームなのです。

まず、新聞紙という非常に弱い素材で自立するタワーをつくるため、
タワーが高ければ高いほどタワー自身の重みに耐える耐久性がなければなりません。

さらには、今回の新聞紙タワーゲームは屋外で行うため、
風の抵抗を受けづらい構造にしないとタワーがすぐに倒れてしまいます。

これ以外にも、この知的遊びは組織論の視点からも知的さが求められます!
一つ目は「分業」の視点です。
製作時間に限りがある中でもっとも高いタワーを作らなくてはいけないわけですが、
チームメンバー全員で手分けして色々なパーツを作り続けるのか
(これを水平的分業といいます)
それとも、パーツを作る人とパーツを組み合わせて
タワーを作る人でチームメンバーを分けるのか(これを垂直的分業といいます)
どのように分業して作業を行っていくのかが勝負の分かれ目になります。

二つ目は「意思決定」の視点です。
制限時間がある中、
どのようなタワーの形が良いのかの選択肢を全て吟味することはできないので、
思いついた選択肢の中で「これがもっとも良い形なのではないか」と思ったら
迅速に意思決定をして作業にとりかかる必要があります
(ちなみに思いついた選択肢の中でもっとも合理的な判断を行うことを限定合理性といいます)。

このように、新聞紙を使ってタワーを立てる簡単なゲームに見えるのですが、
頭をフルに使わなければ勝つことができない、知的遊びにふさわしいゲームなのです。

ルールを簡単に説明しましょう。
製作したタワーを自立させ、一番高いタワーを製作したチームが優勝です。
さらに、タワーのもっとも高い部分に卵を乗せて5秒間タワーが
自立し続けなければいけません。
制限時間は話し合いも含め2時間。
使えるものは新聞紙と8mのセロハンテープです。
ただし、新聞紙は11枚使用し、新聞紙を重ねて使用してはいけません。

次はチーム編成です。
個人の頭のキレは抜群だが若干協調性に欠ける人達で構成されるチームトゲトゲ、
おっとりした人達で構成されたチームふわふわ、
性別でわけたチーム(チーム男子、チーム女子)、
そして最後にチームワーク抜群、常に面白いことを追究する井上ゼミOBチーム6期の
5チームで競いました。
チーム編成でどれだけタワーの形など志向の仕方が違ってくるのかを見るのも
知的遊びの面白いところの一つです。

さあ、そして827日の晴れ渡る空の中、遂に戦いの火蓋が切って落とされました!
各班真剣にタワーの形を議論しています。

今回はチームふわふわの様子に注目してみましょう。
このチームは、風と卵の重みへの耐久性を考え、タワーの下が太くずっしりしたものが良いと判断し、
上に行くに従ってタワーを細くしていく、円錐のようなタワーを目指すようです。
チームふわふわ、迅速でかなり冷静な判断をしています。

そしてまずはタワーのパーツを作るため、新聞紙を丸める人とそれを留めるためにテープを貼る人で分ける水平的分業を行いました。



しかし、制限時間があるとわかっているのでしょうか、進む手がゆっくりですね…。

そして周りのチームがタワーを立てていく中やっと残り時間が少ないと気付いたのか、
パーツを作りながらもタワーを組み立て始める垂直的分業に移行しました。



電柱のようなタワーができていき、いざ立てようとしてここでトラブル発生。
タワーが重いのか自立しません!

しかしさすがチームふわふわ、けっして焦ることなく冷静に
支えとなる棒を4本製作してロケットのようなタワーへ設計を変更しました。

そしてここで制限時間の2時間が経過、製作は終了です。
各班のタワーはどうなっているでしょうか。

チームふわふわのタワー。ずっしりしています。



チームトゲトゲのタワー。三点でタワーを支えています。



これはチーム女子です。箱を作って積み立てたんですね!



チーム6期のタワーはとっても特徴的な形です。



さあ、そしていよいよ決戦です。
弱い風も吹く中、一班ずつタワーの頂上に卵を乗せて行きます。
まずはチームふわふわ、卵を乗せます。
がしかし、5秒持たずに倒壊!失敗です。

タワー製作後、タワーのバランスを調整する時間があまりとれなかったことが大きかったようです。
計画段階では思いもよらなかったことが製作中には起こるので、それに対処できるかどうかも知的遊びの頭の使いどころの一つなんですね。

そしてその他のチームは全て成功しました。

その中でもっとも高いタワーを作ったのは…チームトゲトゲ!
2m80cmという記録でした!



まるで東京タワーを彷彿させる、とてもきれいな形のタワーですね。
優勝要因を伺ってみると、
リーダー永山さんを筆頭として
メンバーの戦略のイメージがそろっており意見の不一致がなく、
故に作業へ移行するのも迅速だったために
タワー細部の設計まで考える時間があったことだとのことでした。
卵をタワーの頂上に置くための装置は原君のアイデアだそうで、斬新かつしっかりとしたデザインになっていますよね。

前評判では協調性に欠けると言われていたチームトゲトゲでしたが、
メンバーが同じ戦略のイメージを共有したとき個人の能力が最大限発揮され、
最高の結果につながったのでしょう!

これにて、新聞紙タワーゲームは終了しました。
皆でタワーの高さを競い合いながらも、普段勉強している知識や知恵を使って
タワーの形や製作方法について議論し、
自然と頭を使いながらタワーに工夫を凝らすというプロセスは本当に面白かったし、
日常では過ごすことのできない非常に有意義な時間となりました。